和歌山県和歌山市美園町のメンタルクリニックおおや

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おおや通信
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フィクション:サラリーマンA氏の苦悩2

4月のある日,A氏は残業のため遅くなった。それでも終電まで2時間以上あり,いつもの立ち飲み屋に寄った。普段より遅い時刻なので,いつも見かける顔がない。時間によってメンバーが代わる。隣で飲んでいる30歳くらいのサラリーマンが店員に何か文句を言っている。初めて見る顔である。かなり酔っている。店員も初めて見る顔で,言葉からは中国人っぽい。サラリーマンと店員の会話はかみ合わない。他人が酔って絡む姿は余りいいものではない。するとそのサラリーマンはA氏に話しかけ,同意を求めてきた。「ねえ,ちょっとひどいでしょう?」。訳の解らないA氏は話す言葉はない。困惑したA氏であった。店員は何故文句を言われなければならないかが解らないらしい。(続く)

フィクション:サラリーマンA氏の苦悩1

A氏は43歳、従業員総数5000人を超える企業の総務部某課の課長である。勤務地西新宿から15Kmほど離れたC市に居住し、子供が2人いる。最寄の私鉄の駅から新宿までは約25分の通勤時間である。家庭や会社には特別の不満は無い。仕事が終わると、新宿駅周辺の立ち飲み屋でちょっと一杯引っ掛けるのが楽しみである。その店に行くと、客のメンバーは大体固定している。客同士は詮索し合わないのが礼儀(?)なので、よく隣り合う50過ぎの男性とも軽く会話はするが、その人がどこの誰かは知る由も無い。(続く)